Son Voyage

あれもこれも、と手をのばしてクビ突っ込んで、なんだか最近書くこと増えてきたし、こっちも始めました。よもやま話の散文ばかりで見てくださる方がいたら恐縮するくらい。。。 2006年秋、旅先で書き始めたのを記念して、Son Voyage(Her Trip)~♪

2007/05/05

甲斐みやげ


ここ最近、お土産として注目中なのが、
この「黒玉」。


ずっと以前からあったのは知っていたけれど、最近では地元の大抵のお土産売場に必ず見かけるこの、澤田屋の「黒玉」。


材料は、青えんどう、黒糖、小豆、寒天、などなど。青えんどうの風味が懐かしく素朴な印象。緑茶にも、コーヒーにも合う感じの甘さ。

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3連勝 ~♪

5/3(祝)、久しぶりにヴァンフォーレの試合を小瀬に見に行く。

朝から天気も良く、とても「日焼け日和」な休日。
弟たちも、従姉のEさん・Kさんも、揃って現地で生観戦。

そのEさん・Kさんのおかげで、ゴール裏の熱い応援地帯に席を確保してもらったTと私。
最後まで立ちっぱなし、歌いっぱなしの充実した応援を初体験~

その熱い応援の成果か、ヴァンフォーレが1対0で横浜FCを下し3連勝!
翌日の新聞によると、3連勝はJ1昇格後初の快挙。
おまけに、順位は9位に浮上!
うはは~♪


ゴール裏レポート;

リーダーは前列で指示を出す。
彼が大声で歌いだした応援歌を、次の瞬間みんながフォローして歌が始まる。
右腕が動いている間は、その歌を続行。

チェックマンには要注意。
中段に拡声器を持ってゲキを飛ばす人、約1名。
全方位に目を光らせ「もっと声を出さないと、ぶっとばすぞ~」と凄む。

そんな本格的なサポータエリアのすぐ脇で、時々クチパクしながら声を枯らして歌い続けました~(笑)
後半は小学生のMとSも一緒に。
過激な大人にお付き合い、ありがとう。
次も勝ちたいね。

それから、美味しいお弁当を早朝から用意してくれた叔母さん、どうもありがとうございました。

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2007/05/04

Japan Open ~♪

すっかり時間が経ってしまったところで、ようやくJapan Openの雑感など、、、

昨年は慌てふためいて夜のGALAだけ滑り込んだけれど、今年は意気込んで昼も夜も。
というのも、最初の発表段階では某氏の名前が筆頭に挙がっていたからで。

、、、、、なのに何故にいないんだよぉ~、、、(涙)
とはいえ、出場者変更は本人の理由ばかりではなさそうで、けして彼を責めるつもりはないけれど。
はい、その分落ち着いて見ていられたのは確かです。

昼の部は、ペア席の位置がすごく「都合のいい」場所に指定されていたようで不作。
それでも会場全体が見渡せるような視界で、リンクは遠いけれど濃い演技の選手は確かに「濃さ」を感じることができました(笑)。
JOのためにジャンプを練習してくださったという某Y氏、そのお気持ちが嬉しいです。
そして、まだ若い某K君の演技に今季の大きな成長を感じました。

16,000とも17,000とも言われる観客数のせいで、実は空気が薄かったりしないんでしょうか~?昨年もそうでしたが今年も、選手たちに疲れが見えるまでの時間が短い気がします。
まさか、さいたま新都心って密かに標高が高いとか?

昼の部の表彰式は見ずに、会場の外へ。試合という形のショーだったし、また会場が大きすぎで、ゆるい雰囲気になってしまったのが少々残念。



夜の部はGALA。
雰囲気も多少違って、、、と思ったら、リンクまわりのスポンサーバナーが貼りかえられていた。
そうか、GALAはCarnibal on Iceって名前の公演なわけね。

即席ペンライトみたいなものも配られたりして、演出に期待が膨らむわ~

Worldの客席でお見かけして以来、ますます贔屓度が増している某K君。
GALAの登場の衣装にまたポイントUp!そして演技も~♪

お姉さま方のしっとりしたナンバーの後、男気J氏の噂のモヒカン。
さらに本家男の色気のY氏に会場からまた悲鳴~(笑)

そして、たたみ掛けるかの如く、世界王者になった筋肉マンB氏が登場。
凱旋公演で披露されていたお楽しみナンバーを見せてくれた後、アンコールで再登場。

思うに、彼のはアンコール曲がこの日のメインプログラムだったんじゃないのかなぁ?
理由1;すでに1曲滑り終わって、すぐに出てきて2曲目をフルで見せるタフさのアピール。
理由2;衣装を変えて(シャツ脱いだだけ、、)ご自慢の筋肉をTシャツでアピール。
理由3;Worldの最終日、悲願のメダルの末に東京で魅せてくれたLeave me aloneのナンバー。

Leave me aloneは、この1ヵ月ほどの間に3度も生で見ていることもあり、某B氏のExとしてはとても気に入っているもの。
隣のTも「これ好き」とボソリ。

実のところ、本命のSがいない隙に某B氏の演技を録画で復習し今回生で見て、彼の注目度が急に上がってきた。
実物を間近に見た、ってのも大きいけど。

注目上昇ついでに、もう1つ某B氏の考察ネタ。
今季Freeの衣装、あれはあの国の方々のイメージする日本の「忍者」だったのでは?
足元のデザインといい、Worldではなくなってしまったけれど元は片方の肩についていた小さなマントのようなぴらぴらといい、あの不思議さは恐らく本質がよく分からないものを具象化したからだと思う。

最後の群舞のとき、選手もあのペンライトみたいなものを持っていたのは、3日のTV放映を見てから気付いた。
夜遅くまで、遠方からのMさん&Rちゃん、おつかれさまでした。

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2007/04/27

Flamenco in West ~♪

感謝感激!!

またちょっと違う顔をしたステ夫が、まわるまわる~♪
ライトがちょっと眩しいくらいに彼を照らす中で、もはや何の解説のお言葉もいりません、、、最初にリンク中央でポーズをとったその瞬間から場内はもちろん、TV画面のこちら側も彼の世界に取り込まれてます。

そして誰かのコメントにあったように、他がわりと「お礼」モードの滑りだったのに対し、彼のはショー仕立なんだけど「本気」モードというか、、、うまく説明できないけれど、違う次元で魅せてくれていた。

順番はここでも2番だけど、むしろ早送りで探すには便利(笑)

Worldに出てくれただけでも十分有難かった今回、風邪をおしてExツアーで各地を回ってくれたことは、日本中のファンが大感激だった。
恵まれてますね、私たち日本のファンは。Merci~♪

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2007/04/22

Music and Lyrics ~♪

ついに、Hughの最新作がきた!

ドリュー・バリモアと共演というのも楽しみだったけれど、今回もだいぶシニカルにぶっ飛ばしてくれる内容でした。
小さいネタを散りばめている点も、全体のストーリーも、ユーモアに溢れて楽しい!

80年代Popスターは、絶対DDだよね?
Love Actuallyあたりから、歌ったり踊ったりする快感に目覚めたのか、そして今回はその集大成なのか、とにかくよくぞここまで、、おつかれさまです。

小さいネタだけど、ピアノに荷物を置かせないシーンには、激しく同意。
だってピアノってとても大事なものだもの。
植物の世話係、という登場の仕方も、都会生活を揶揄する設定でなんだか納得した。
罰があたりそうなオフザケもあったけど、今のご時世らしいシュールな演出だった。

ただなぁ、、Hugeのお顔がだいぶ衰えていたのが哀しい。
テラスで電話のシーンも、ちょっと見せすぎ。サービス過剰(笑)だよ、もう若くないんだからさ~

追記;バリモアちゃんが、Most Beautiful Peopleに選ばれた!おめでとう~

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Flamenco in Sapporo ~♪

久しぶり! VHSビデオテープ。

一緒に公演を見に行った現地の友人Cが、親切にも送ってくれたTV放映分の録画。
彼女の家では再生すると白黒、おまけにチカチカしちゃう、ということだけれど、我が家の再生状態はかなり良好~

やったよ、練習風景のステ夫(この日も緑のジャージ、、またか)もちらりと冒頭部分に映っていて、、、これはボーナス映像だわ。

順番は実際の滑走順とは違う順序に編集されていたけれど、、(なんでステ夫が2番なわけさ?)
何にせよ、見られたので許す、許す。

すでにYouTubeでチェック済みだったけれど、そのときは分からなかった会場の様子が少し分かった(わははは、、)
彼はあちこちに愛想キスを振りまいて、「天然タラシ」ぶりを遺憾なく発揮。はいはい、あなたを見て喜ぶ観客が好きなのね。
最終日だし、このときもう風邪はだいぶよかったのよね?


実はEさんからも嬉しいメールが。ふふふ

そして、14日のパリのBercyのときも、ファンに囲まれデレデレしていたステ夫なのだった、、、
(それに引きかえ、さすがクールだよ、ブライアン)

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2007/04/10

Japanese Day~♪


初めて行きました。
「笑点」の公開録画@後楽園ホール!

2回分の大喜利と、ピンクの電話の2人によるコント、とってもテンポよくて楽しめました。

抽選で当たった入場券を持って行列に並ぶこと1時間。
長い階段を5階まで上ったのはキツかった~
観客のみなさん、全員階段だったのかしら?健脚というか、執念というか、ファンのパワーを感じる~

そうそう、楽太郎さんが10枚達成!
TVでも見たことのない10枚達成を直接目撃できたのは、一番うれしい。
「天災は忘れたころにやってくる」のフレーズで、ずっと歌丸さんが呼びかけしていたけれど、賞品は韓国チェジュ島だそう。





帰りは神田の「やぶそば」へ。

こちらも初めてでしたが、純和風なつくりのお店に集う老若男女。

店員さんのテキパキした働きぶりと、百人一首の読み手のごとく節をつけて「お銚子1本~、お猪口2つぅ~」と注文を読み上げるオカミサンが印象的。
お蕎麦は量が少なめ、おつゆは濃い口の江戸前、でやっぱり「粋」でした。

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2007/04/06

Get Well !!

ちょっと別のお話。

遠い彼方で知り合いが1人、生死の縁を彷徨っていると知った。
絶対に助かってほしい、と祈っている。

一度も会ったことはないけれど、仕事ぶりはとても細やかで、提出したものはキチンと反映してくれていて、あの国にも珍しく几帳面な人がいたもんだ、と感心したっけ。
IMでもEmailでも、彼のコメントは温かくて、他の人とは違っていた。

なのに、何故突然その彼が、、、?
in coma
brain stroke
setback
彼の様子を知らせてくれるメールには知らない単語が並んでいた。辞書で引いたら、それはそれは深刻な意味の言葉ばかりが並ぶ。


Paul,早く気付いて、最愛の家族のところへ戻ってきて。

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2007/04/04

Paris ~♪

彼の次の仕事は、4月14日のParisだそうです。
(後日訂正:4月4日にはValley州のLocalなアイスショーで、Flamencoをまた踊りました! 忙しいわね~)

大ちゃんがそのParisのStars sur Glaceに呼ばれて滑るらしい、やったね大ちゃん。

というのも、出演メンバーを見るとまるで日本のショーとは雰囲気違いそうな面々。
男子の1~3位すべて、女子はキーラとサラ、地元フランスのイザベルたち、デンスタ組、ドムシャバ組、、、
なんとも優雅な顔ぶれで美男美女揃いの大人の雰囲気のショーになりそうだわ。
観に行く人、うらやましいっ

そして、そこに大ちゃんが招聘された、ということが素晴しい。
演目はやっぱりロクサーヌ?
ムーランルージュのナンバーらしく、是非赤パンバージョンの衣装でね!
きっとフランス人にも人気出るわ~


普段はハニカむ表情の男の子だけど、ニコライ・コーチのおかげかプログラム中では顔まわりの表情(手を含む)がすごく進化して大人の魅力を演じられている今日このごろ。
演技とはいえ、日本人選手の苦手とするところを克服してくれた、大ちゃんに拍手!


同じくこのSSGに出演する我らがステ夫。
彼がもし今現在の艶色にニコライ色をプラスしたらどうなっちゃうんだろうか、、、失神者続出か?


日本のアイスショーは、それなりにLocal色ってことかな。
子どもが見られる内容だし、、うん。

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2007/04/02

Joyeux Anniversaire~♪


22歳になったStepheneに、「誕生日おめでとう」

競技のシーズンが終わると同時にStephene自身の新しい1年が始まるんだよね、、、
(不思議な巡り合わせに思えてしまう。)


21歳の君から今回とてつもなく大きな贈り物をもらってしまったから、世界に先駆けて日出づる国からありったけの感謝と祝福を贈ります。

新しい1年が実り多く幸せな日々でありますように。

そして、新たな道を照らす灯りを探しあてられますように。

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So Long Time No See~♪

旧友と15年ぶり?に再会。

札幌を訪れるたびに会いたいと思っていたのが、今回ようやく叶った。
お互いに昔の面影を残しつつ「大人の女」(!)になっていて、おまけにお互いとても元気でたくさん語り合えたのが嬉しかった。
思えばあの頃、一緒に毎日苦労したんだもの、絆はそう簡単に消えはしないか、、、

夢にこだわって故郷を遠く離れ北海道へ進学の道を選んだ彼女は、
着実に地盤を固めてまさに人生をこの地で「開拓」しているように見えた。
頼もしいし、尊敬するなぁ~

1次会の鶴寿司からみんなで豪快に笑って、すっかり札幌の夜は更けていったのでした、、、


その彼女が、札幌限定しかも東急ストアで限定販売のお芋のスナック「じゃが彩」を買ってきてくれた。
なかなかお味も食感もよく、移動の電車の中でむしゃむしゃ。

東京地区での発売もお待ちしています!





翌日曜日、小樽の町にも何年ぶりかにご挨拶に。

大学3年の春休みに訪れたときと同じ場所で、今回もイクラ丼をお昼に。
オイルランプの匂いと薄暗い窓のない空間は当時のまま健在でした。

お店の奥様も「開店当時と変わっておりません」と笑顔で。

ガラス製品の好きなTは、北一硝子の展示品のなかでもランプを気に入り、「金赤」という色の花器を伏せて使うものをチョイス。
居間の隅でなんともキレイな赤い光りをはなってくれています。

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Last show~♪

2007Tokyo WorldのExibision 最後は、札幌で。


Bronze Medalistとして、彼は真駒内でもFlamenccoを披露し魅了してくれた。
試合から比べたらはるかに笑顔が多くて濃厚さは減っていたけれど、今季の彼の成果として最後の公演のFlamenccoが観られたのがうれしい。

「すべてが終わった」と数日前に書いた後で、震えるほどの感動をくれた彼にもう一度どうしても会いたくなった。
自分勝手な理由で、週末の予定を変更し迷惑をかけることになったのは心から申し訳なく、会ってきちんとお詫びしたい。


今回の滞在の終わりに小雪の舞う街に最後にやってきた彼は、雪の残り山々を見てもうすぐ帰れる故郷を思っていただろう。東京や他の大都市に比べたら小さなアットホームな会場だけれど、最後まで彼は明るく楽しそうに滑ってくれていた。
すぐ間近に技の1つ1つを目撃して、みなぎる彼のエネルギーをあらためて感じられた。


あの濃い赤黒い世界は、まさしく魂を搾り出す彼の最高のパフォーマンスだと思う。
技の面では改良の余地もあるし、他の選手のほうがCleanで高得点のElementsは実際入れてきているのだけれど、固唾を飲んで見守る観客の視線を最後まで逸らさせないHis World。


感動に浸ってばかりいたけど、ふと彼自身のことが心配になってきた。
舞台で搾り出しつくした魂を十分に補填してほしい。
家族や親しい人たちに囲まれ、ママの味と自分のベッドで穏やかなときを。

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2007/03/29

Blooming ~♪

才能が花開く

まさに彼という人間の才能が花開く様子を、ここしばらく目撃していたらしい。

2002 Salt Lake Cityの直後にWorldは長野で開催された。
強く、そして当時圧倒的に人気を独占していたYを観に出かけた長野の地で彼と初めて出会った。

15歳でジュニアからシニアに上がったばかりの彼は、黄色い手袋をしてとても表現豊かに彼の世界を見せていた。
名前も知らない小さな選手に魅かれたのは、LIVEだったからだけではないと思う。

解説者には「スピンだけが上手い、ジャンプの飛べない選手」と評されていた。
「彼のスピンに騙される」と、旧採点方式の当時は不思議な子扱いだった。

遠い国のスピン王子の情報はさほど得る機会もなく、次に会えたのは「ショコラ」を踊る姿だった。
17歳、まだまだ少年のはずが、スピンだけでなくステップでも魅せるほどに成長していた。
「ショコラ」は瞬く間に彼の代表作になった。

世界の上位に名を連ねる頃、彼は脚を痛めて手術も受けた。
ライバルの予期せぬ棄権で、モスクワでは突然に世界タイトルを手にした。
誰が見ても、もう彼の照準はTorinoと次のWorldになった。

彼の個性的な魅力は、2005-2006シーズンの衣装で大きくアピールされるところとなった。
「四季」の世界に駆ける馬を見た彼は、さらにシマウマに進化させ青いオウムの翼を与えた。
Negativeな反応が多かったシーズン当初のシマウマは、Torinoを機に一転、名作の評価を得ることとなった。
彼はWorldでも負けなかった。

2006-2007シーズンの幕開け、シマウマは駆けるほどの元気がなくなっていた。
自分の生活から遠く離れて過ごした夏の間に、それまでとはきっと違うことばかり考えていたはず。
そして始めた新たな自分探しの旅。出発は奇しくも夏の日本だったという。

それからは、他に何も寄せ付けないほど、彼はSpanish Danceに没頭していたのだろう。
現地に飛び、大地から立ちのぼる熱い魂のステップを踏み太陽を全身に浴びた。

簡単には完成しなかった。
熱にうなされた彼は家族のもとへ戻り、そして一冬ずっと自国で過ごした。

誰しも一度は諦めた復活、そのはずだった。
でも彼は出発の準備を進めていた。新しい世界へ。第2章の幕を開けるために。

長い冬が終わり、また東京に春が来た日、彼の助走は始まった。
Worldという大きな舞台での駆け出しは、まだ駆けてゆく先が定まらないかに見えた。
それも劇的な再スタートの演出に思えてくる。

翌日迎えた本当の復活の舞台に、彼は驚くほど大人の男になって立っていた。

ジャンプを降り、ステップを踏む。
技が決まっていくたびに次々と深紅の薔薇が開いては、氷の上を埋め尽くしていく。
他に何も望まない。ただ彼の世界をずっと永遠にその場で共有していたかった。

その晩リンクを埋めた薔薇は、まさに彼という人間の才能。

間違いなく、あの場で第2章が始まっていた。
振り返らずに進む未来に、彼は新しい目標を探すつもりだ。
Bon Voyage!

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2007/03/25

After Dream,,,,

すべてが終わった~

今日がGALA。
激しい戦いを終えたすべての選手たちの功労と上位入賞者たちの功績を讃える、夢のような暫くの時間。

本当に夢だったのかもしれない、この1週間。
先月の終わりに東京行きを発表してくれたStephene、
彼がシマウマで登場してくれたのは、とてつもなく嬉しかった。
だって、もう2度と再びシマウマに会えないのだろうか、と正直、半分以上諦めた時期があったのもの。

涙は不思議と流れなかった。
今日のシマウマでも、FreeのFlamencoでも、転倒したBlood&Diamondでも。
それよりも、いろんなことに萎縮して小さくなっていた心が解放された気がする。

今は、青い空のようなすごく澄んだ色の気持ち。
暗く長い冬を、Worldという大きな嵐が吹き飛ばして、春がやってきた。
夢から醒めたら春か、、、悪くないな。
今日はそんな春景色をシマウマが駆け抜けていった。

東京でシマウマは再び数え切れないほどの心を奪った。
シマウマは何処へ?

何処へでも、何処までも、ついて行きたい。

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2007/03/23

Flamenco~♪

よかった、、表彰台に立てて~

Freeは2位の高得点。大いに挽回して3位に滑り込み、
Defending Chapionとして沈み過ぎない位置でFinish。


スイス国旗を握り締めて祈るように見つめた4分半。
1つずつElementが決まるたびにホッと胸をなでおろす。
とともに、次のElementの心配が湧き出す。

Flamencoの濃密な音楽に乗ってそんなUpとDownが交互に次々訪れる、、、
一瞬ごとに心を大きく揺さぶられる。

「絶体絶命の王者」
そんなふうに実況された彼の孤独な背中が、時間とともにリンクの上でどんどん大きくなっていく。
白いリンクは完全に彼の色、黒に近い赤に染められていた。

「名作」
そう、まさに名作になったFlamenco
過去にもその時々の彼に合ったステキなプログラムはたくさんあったけれど、
このFlamencoが今後各地で披露されて世界のファンに愛され
語り継がれてほしい。

こみ上げてくる感情は最後のスピンで最高潮に。
命をかけて」と表現されるほどに情熱的な描写を見せた彼に
惜しみない拍手を。
彼は確かに「最後の血の一滴まで」演じて、
そして観た人すべてを魅了した。
めぐり会ってしまった偶然と幸福に感謝、涙。

SPのジャンプの大きな転倒にとてもナーバスなのかと
朝の練習でも様子が心配だったけれど、
今思えばあれは彼の集中の方法なのかもしれないなと思う。

近くで見られた分、今回すごく彼を知ることができた気がする。
今まで見たなかで一番ステキな彼が観られた。
何よりもFlamencoをLIVEで世界初披露してくれた場所で味わえた、
あの妖艶な表現、新しい彼の魅力。

You're the BEST~, Stephene!!

追記:動画もUpされた!!


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2007/03/22

Don't Mind~♪

転がったStephene、、、

確か某Canadaの大会でも見たような。
あのときよりもプレッシャーもあって、しかも1番目の滑走ですべりづらかったはず。Judgeも点数惜しむ順番だろうし。

いやいや、ドンマイで明日がんばっていただきましょう。
とにかく私も今日の分の全力は尽くした!

明日はMさんも到着して、一緒にハラハラしよう~っと。

今日のバナーの場所は結構よくて、明日もそこを狙って早朝練習の見学がてら向かいます。

追記:動画がUpされた!

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2007/03/18

Allez~♪

見た、生ステファン~★

今日はWorldの公式練習、9時半頃から2時までの男子のみを見学させてもらったところ。
彼は午前中にはニコニコ顔で登場し、ジャンプもスピンも確認していたけれど、何といっても「フラメンコ」の曲に合わせて最後まで通して滑ってくれた。「踊った」と言わないのは、途中のジャンプを入れず、時々息抜きもあったから。

幸い彼の調子は上々に見えた。昨日の午後に着いて、寒いけれどカラリと晴れ上がった今朝の東京の空を彼はどう感じたんだろう?そして、練習から詰め掛ける日本のファンを心強く思ってくれるといいなぁ。

なりゆきで、会場では例のEuから来たバナーの横に我がAllezバナーを貼らせてもらった。
南正面だなんて恐れ多いところに掲げる作業自体はとても恥ずかしい。。。でも、北スタンドから見た我がバナーがとても誇らしく見えたな ←親ばか
いや、誇らしいというか、選手が一番に挨拶する審査員側の正面だから彼の目に必ずや入ったろうなぁ~、という満足感とか、、、ゴニョゴニョ

その隣に貼ってくださったもう1つのスイスバナーはとても立派で(テントウムシのかわいいアップリケもついていた★)、ガムテープを切り貼りしただけのAllezとは大違い。今度のSPの日までに改良しなきゃ。

キスクラが正面から臨める席ではあるけれど、自分の席はかなり端っこのほう。
おまけに上のほう。 リンクを見る分には大丈夫かもしれないけど、薔薇作戦が心配。
44本はかなり重くなるよ~。私たちの思いを代弁する重みとして、Stephenの腕にズシリと抱かれてほしいわ。

明日、月曜日の練習も本当は観に行きたいわ~

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Welcome~♪


土曜日、無事にStephenは日本へやって来た~
いつもの、サロメさん、グリュッターさんと一緒。そう、最強の布陣で今回も!
成田の到着ロビーで早速インタビューされ、最後にTVの前のファンに「chu-!」とやってくれたりして、ご機嫌な様子。

アイスショーの様子など見ていると、どんなに長髪でヒゲ面かと覚悟していたのだけれど、その顔は普通にStephenだった(ホッ)。
どうやら、直前にイタリアへ行って一流のスタイリストさん、カメラマンにいじくられて「今どき」に仕立ててもらったらしい。そういえば、ブルゾンも帽子もちょいとモードっぽいものだったか?(TSUさんの訳によると、改造計画ではIcebergでイタリアでかっこよくキメてたらしいし)

とにかく!
来た、来た、来た~!!そして、泣いても笑っても来週には決着してしまう戦いの火蓋はもうすぐ。。。
いや、私が恐がってどうする?信じてついていくしかないよ、今まで通り、これからも。

アレ~~!Stephen!

2007/03/15

いざ、TOKYOへ

来週にはもうWorld開幕~!

選手たちの今の動きがとっても気になってソワソワしていたら、「ステファンが代々木で練習してる!」という怪情報をつかんでしまった、、、
正しくは明日金曜日にスイスを発って日本へやってきます★

以下、tsr.chのフランス語の記事をAltavistaで速攻で英語に。
「足にants」というのが「不安、心配」ではなく「足も(滑りたくて)うずうず」って意味だと、期待をこめて解釈しておきます。

Six days before the beginning of the championships of the world of Tokyo, the news coming from the Swiss camp is encouraging. Stephan Lambiel says himself near to her best form and Sarah Meier feels ready to do better than her 6th place of last year. "I start to have ants in the legs. My preparation occurred very well, and from here the World ones, I will have reached my best level ", with declared Small Prince de Saxon. Lambiel will take off for Japan Friday, five days before its track entry for the short program. Sarah Meier will be, it, in string on March 23.