Son Voyage

あれもこれも、と手をのばしてクビ突っ込んで、なんだか最近書くこと増えてきたし、こっちも始めました。よもやま話の散文ばかりで見てくださる方がいたら恐縮するくらい。。。 2006年秋、旅先で書き始めたのを記念して、Son Voyage(Her Trip)~♪

2007/04/02

Last show~♪

2007Tokyo WorldのExibision 最後は、札幌で。


Bronze Medalistとして、彼は真駒内でもFlamenccoを披露し魅了してくれた。
試合から比べたらはるかに笑顔が多くて濃厚さは減っていたけれど、今季の彼の成果として最後の公演のFlamenccoが観られたのがうれしい。

「すべてが終わった」と数日前に書いた後で、震えるほどの感動をくれた彼にもう一度どうしても会いたくなった。
自分勝手な理由で、週末の予定を変更し迷惑をかけることになったのは心から申し訳なく、会ってきちんとお詫びしたい。


今回の滞在の終わりに小雪の舞う街に最後にやってきた彼は、雪の残り山々を見てもうすぐ帰れる故郷を思っていただろう。東京や他の大都市に比べたら小さなアットホームな会場だけれど、最後まで彼は明るく楽しそうに滑ってくれていた。
すぐ間近に技の1つ1つを目撃して、みなぎる彼のエネルギーをあらためて感じられた。


あの濃い赤黒い世界は、まさしく魂を搾り出す彼の最高のパフォーマンスだと思う。
技の面では改良の余地もあるし、他の選手のほうがCleanで高得点のElementsは実際入れてきているのだけれど、固唾を飲んで見守る観客の視線を最後まで逸らさせないHis World。


感動に浸ってばかりいたけど、ふと彼自身のことが心配になってきた。
舞台で搾り出しつくした魂を十分に補填してほしい。
家族や親しい人たちに囲まれ、ママの味と自分のベッドで穏やかなときを。

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