Son Voyage

あれもこれも、と手をのばしてクビ突っ込んで、なんだか最近書くこと増えてきたし、こっちも始めました。よもやま話の散文ばかりで見てくださる方がいたら恐縮するくらい。。。 2006年秋、旅先で書き始めたのを記念して、Son Voyage(Her Trip)~♪

2007/03/23

Flamenco~♪

よかった、、表彰台に立てて~

Freeは2位の高得点。大いに挽回して3位に滑り込み、
Defending Chapionとして沈み過ぎない位置でFinish。


スイス国旗を握り締めて祈るように見つめた4分半。
1つずつElementが決まるたびにホッと胸をなでおろす。
とともに、次のElementの心配が湧き出す。

Flamencoの濃密な音楽に乗ってそんなUpとDownが交互に次々訪れる、、、
一瞬ごとに心を大きく揺さぶられる。

「絶体絶命の王者」
そんなふうに実況された彼の孤独な背中が、時間とともにリンクの上でどんどん大きくなっていく。
白いリンクは完全に彼の色、黒に近い赤に染められていた。

「名作」
そう、まさに名作になったFlamenco
過去にもその時々の彼に合ったステキなプログラムはたくさんあったけれど、
このFlamencoが今後各地で披露されて世界のファンに愛され
語り継がれてほしい。

こみ上げてくる感情は最後のスピンで最高潮に。
命をかけて」と表現されるほどに情熱的な描写を見せた彼に
惜しみない拍手を。
彼は確かに「最後の血の一滴まで」演じて、
そして観た人すべてを魅了した。
めぐり会ってしまった偶然と幸福に感謝、涙。

SPのジャンプの大きな転倒にとてもナーバスなのかと
朝の練習でも様子が心配だったけれど、
今思えばあれは彼の集中の方法なのかもしれないなと思う。

近くで見られた分、今回すごく彼を知ることができた気がする。
今まで見たなかで一番ステキな彼が観られた。
何よりもFlamencoをLIVEで世界初披露してくれた場所で味わえた、
あの妖艶な表現、新しい彼の魅力。

You're the BEST~, Stephene!!

追記:動画もUpされた!!


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